コースや部署ごとの終了率を集計する

クラウド型eラーニングシステムeden LMSでは、複数のコース・受講者にまたがる学習履歴を「クロス集計用」の形式でダウンロードできます。こちらの形式のデータを使用すると、コースや部署ごとの終了率の集計が、エクセル上のピボットテーブルから簡単に行えます。

以下、その方法を説明します。

手順

STEP1:「履歴データの一括取得」を開く

「受講管理」内の「コース管理」メニューから「履歴データの一括取得」を開きます。

STEP2:コースを選択する

データをダウンロードするコースにチェックを入れます。

STEP3:「クロス集計用で出力」にチェックを入れる

「クロス集計用で出力」にチェックを入れます。

STEP4:エクセルデータをダウンロードする

「ダウンロード」をクリックしてエクセルデータをダウンロードします。

STEP5:「ピボットテーブル」を開く

ダウンロードしたエクセルファイルを開き、「挿入」→「ピボットテーブル」をクリックします。

STEP6:「ピボットテーブルのフィールド」を開く

「テーブル/範囲」の値はそのまま「OK」をクリックし「ピボットテーブルのフィールド」を開きます。

STEP7:「コース名」を「行」へドラッグアンドドロップする

「コース名」を選択し、「行」ボックスへドラッグアンドドロップします。

STEP8:「ユーザーID」を「値」へドラッグアンドドロップする

「ユーザーID」を選択し、「値」ボックスへドラッグアンドドロップします。

STEP9:「学習完了日時」を「値」へドラッグアンドドロップする

「学習完了日時」を選択し、「値」ボックスへドラッグアンドドロップします。

STEP10:終了率を集計する関数を入力する

D列の空欄に、終了率を求める関数を入力します。

たとえば今回は、B列に受講が完了した人数(学習完了日時)、C列に割り当てられたユーザー数の合計(ユーザーID)が入力してあるので、D4セルに「=C4/B4」と入力します。

STEP11:オートフィルで下までコピーする

関数を入力したセルを選択し、オートフィルで「総計」行の直前までコピーします。

STEP12:「セルの書式設定」を開く

そのまま右クリックで「セルの書式設定」を開きます。

STEP13:「パーセンテージ」を選択する

「パーセンテージ」を選択して「OK」をクリックします。

STEP14:数字が「%」表示に変更される

数字の表示形式が「%」表示に変更されているか確認します。

STEP15:「フォルダ」を「行」へドラッグアンドドロップする

そのまま、ユーザーの所属フォルダごとの集計も行ないたい場合は、「フォルダ」を「行」ボックスへドラッグアンドドロップします。こうすることで、各フォルダごとの終了率を、コースごとに確認できます。

STEP16:オートフィルで下までコピーする

D列セルを選択し、オートフィルで「総計」行の直前までコピーすれば、残りの空欄部分の終了率も表示できます。