組織階層をそのまま取り込む形でのユーザー管理

はじめに

edenのユーザー設定についてはさまざまな方法がありますが、ここでは、下図のようなデータをお持ちの場合の効率的なユーザー設定の方法をご紹介します。

本設定をすることで、以下の動きとなります。

  • ユーザー管理画面でフォルダによる組織の階層構造が作成できる
  • 上司が部下の受講履歴を閲覧できる権限を同時に付与できる
MEMO
「組織階層に合わせた履歴閲覧権限」の考え方については、下記ページをご参照ください。

組織階層に合わせた履歴閲覧権限について

事前準備

本設定では、下記のサンプルファイルを利用します。あらかじめダウンロードしておきましょう。
(当該ファイルでは、1,000名分のユーザー設定ができるよう設定してあります。もし、1,000名を超える人数の設定をしたい場合には、サポートまでご相談ください)
取り込みサンプルファイル

設定をする前にどのような動きになるかを確認したい場合には、
下記サンプルデータの入ったファイルを一括更新画面でアップロードしてください。
取り込みサンプルファイル_データあり

MEMO
アップロード方法の詳しい操作については、下記ページをご参照ください。
新規ユーザーを一括登録する

設定手順

事前準備でダウンロードしたファイルと、お手持ちのユーザーデータを利用します。
基本的には、お手持ちのユーザーデータから、取り込みサンプルのファイルへデータをコピーアンドペーストしていただくだけです。

やり方

STEP1: サンプルファイルの「元データ」シートを開く

事前準備でダウンロードしたファイルの「元データ」シートを開きます。

STEP2: 登録したいデータをはりつける

「社員番号」の列に、お手持ちのデータからデータを貼り付けます。(こちらはなくとも登録には問題ありません)

STEP3: 必要なデータをすべてはりつける

「メールアドレス」以降の列に、お手持ちのデータから、コピーアンドペーストでデータを貼り付けます。

MEMO
「役職名称」欄への入力はなくとも構いませんが、入力いただくと、取り込む際に部下の履歴が見られる「履歴閲覧権限」が付与できます。

STEP4: サンプルファイルの「取り込み用」シートを開く

「取り込みサンプル」ファイルの「取り込み用」シートを開きます。画像のように、「ユーザーID」や「氏名」欄等にデータが入っていることを確認しましょう。

STEP5: パスワード欄を設定する

ユーザーを新規登録する際には、パスワードが必要です。任意のパスワードを入力しておきましょう。

MEMO
パスワードの設定については、下記ページもご参照ください。
パスワード設定のプルダウンリストについて

STEP6: ファイルを保存する

ファイルを保存します。(上書き保存でも大丈夫です)

STEP7: ファイルをアップロードする

ユーザー情報の一括処理画面で、先程保存したファイルをアップロードします。

MEMO
アップロード方法の詳しい操作については、下記ページをご参照ください。
新規ユーザーを一括登録する

STEP8: アップロード内容を確定する

内容を確認の上、「確定する」をクリックします。

さいごに

これで、ユーザーの設定ができました。
ユーザー管理画面に切り替えて、フォルダによる組織階層ができ、それぞれのフォルダにユーザーが登録されていることを確認しましょう。
さらに、役職つきのユーザーには、「組織階層による履歴閲覧権限」が設定されています。
(当該ユーザーの「編集」ボタンをクリックして確認できます)

当該ユーザーでログインし直してみると、部下の履歴だけが閲覧できることを確認できます。