学習後のコンテンツ編集による進捗への影響について

はじめに

受講者に公開するコンテンツについては、修正のない形でリリースいただくのが一番安全ではありますが、受講者による学習が進んだ後に、修正したい箇所が見つかるということも、もちろん起こり得るかと思います。
ここでは、コンテンツ編集による、学習進捗への影響ついてご説明します。

学習状況やコース終了率に影響しない編集作業

以下の変更は、学習進捗には特に影響を与えません。すでに学習完了している場合は、変更後も学習完了のままとなります。

  • 文言(文章)修正 ※レッスン、テストやフォーム等すべて
  • 画像や動画、スライドショーの入れ替え

学習状況やコース終了率に影響する編集作業

以下の変更は、各受講者における学習進捗に影響します。

  • チャプター内のセクションそのものの追加・削除
  • レッスンセクション内のページ追加・削除

レッスンセクションでは、ページ追加・ページ削除をすると履歴が変更されます。(例えば、ページ追加をした場合、そのレッスンセクションの進捗率が100%だった方が、100%でなくなってしまいます。)

また、セクション自体(レッスンセクション、テストセクション、フォームセクション等)を削除した場合は、それに紐付く受講履歴が削除されます。(同じ名前で作り直したとしても、別のセクションと認識されるので、受講履歴はまったくない状態となりますのでご注意ください)

レッスンセクションでの完了条件変更時の挙動

レッスンセクション(各ページも含みます)での完了条件変更は、過去の受講履歴には遡って適用されることはありません。すでに学習完了となっている受講者は学習完了のままです。未完了の受講者がそのレッスンにアクセスした場合は、新しく変更した完了条件が適用されます。

テストの合否判定への影響について

テストにおける以下の変更は、すでに提出されているテストの得点・合否結果には影響を与えません。

  • テストの合格点を変更する
  • 問題の正解を変更する

言い換えると、「正解や合格点を変更した場合も、過去の結果をさかのぼって更新をしない」という仕様にしています。(もし「遡って影響のある箇所を更新する」という動作にしてしまうと、たとえば「特定の問題の正解を変更した→その問題の正解不正解が更新→テストの得点が更新→合否が更新→コースの終了率が更新」といったように、管理者が意図していない範囲まで影響が起こる可能性があるためです。)

ちなみに、合格点が設定されていないテストの場合は、得点とは無関係に一度でも採点すれば受講完了として扱われますが、その後に合格点を設定した場合は、再度試験を受けて合格点を取得するまで未受講として扱われます。

もし、実施済のテストにおいて、変更後の正解や合格点にて採点や合否判定をやり直したい場合は、採点済のテスト結果を再採点するの手順で操作をしてください。

テスト問題の変更による表示への影響

テストにおける以下の変更を行なうと、表示結果が意図しない形になることがあります。

  • テストの選択肢を削除する
  • テストの正解を変更する

【テストの選択肢を削除した場合】
画面表示等が通常と異なるものになります。

●画面で結果を確認する場合:
削除した選択肢がなくなっているという動き(自分が選んだものがない状態)になります。

●Excelファイルをダウンロードした場合:
削除した選択肢は「選択肢削除済」という表記になります。

【テストの正解を変更する場合】
受講後の結果をご自身で見返した際に、結果画面左側の「正誤」については「〇」になっているにも関わらず、画面右側の解説ページでは、別の答えが「正答」という表示になり、混乱を招く恐れがあります。

もし、実施済のテストにおいて、変更後の正解や合格点にて採点や合否判定をやり直したい場合は、採点済のテスト結果を再採点するの手順で操作をしてください。